コンサルティング始めました

コンサルティング始めました

2024年9月末で前職を退職し、10月より公益財団法人日本生産性本部が実施する「中小企業診断士養成課程」に6か月間参加しました。50歳を過ぎ、自分のこれからの生き方に迷っていた中、以前から学んでいた中小企業診断士の資格取得を目指す決意をしたのがきっかけです。

これまでサラリーマンとして、また独立していくつかの事業に携わる中で、自分のスタイルや能力はコンサルティングという仕事に適していると、改めて実感するようになりました。

養成課程では、ただ知識を学ぶだけではなく、実際に経営課題を抱える中小企業5社を訪問し、チームで最も重要な課題を見極め、それに対する解決策を検討・提案するという実践的な内容でした。非常に貴重な経験となり、提案の前後で経営者や従業員の皆さまの表情が変わっていくのが目に見えて分かり、最後には感動的なフィナーレを迎えることもありました。

大企業向けのコンサルティングを行っていた時期もありましたが、このような“劇場”のようなドラマティックな展開はありませんでした。

この違いは何なのだろう——?

大企業と異なり、中小企業の経営者は「自分たちのやっていることが正しいのか」という不安を抱えているのではないかと感じました。「経営者は孤独だ」とよく言われますが、その不安を和らげ、支えとなる存在になりたいと、6か月間を通じて強く思うようになりました。

そのような訳もあり、コンサルティング始めました。

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